節分の豆まき♪豆のまき方はどうするのがいいでしょう
典型的な豆まきの仕方
豆まきのしかたは千差万別。各家庭でいつのまにかできたルールがあるものですが、ご家庭での典型的な豆まきの仕方も参考にしてみてください。
●1: 福豆を準備します
福豆とは炒った大豆のこと。豆を炒り、豆まきをする夜まで枡、または三方(神様にお供えものをする器)に入れて神棚に供えておきます。
●2:豆まきは夜に行います
鬼は真夜中にやってくるので、豆まきは夜が適しています。必ず家族全員揃ってから行いましょう。
●3:豆を撒くのは一家の主人
本来は家長の役目ですが、年男、年女、厄年の人が豆まきをする場合もあります。とはいえ、家族のイベントという意味合いも強いので家族全員でどうぞ。
●4:「鬼は外!福は内!」と豆を撒く
家の玄関や窓を開けて「鬼は外!」と豆を撒き、鬼が戻らないようすぐに戸や窓を閉めてから、「福は内!」と部屋の中に撒きます。奥の部屋から順番に鬼を追い出すようにして最後は玄関まで撒きましょう(口上、回数、順番などは地方によって異なりますし、珍しい事例がたくさんあります)。胸の辺りで枡を持ち、そこから撒くような感じで撒きましょう。
●5:最後に豆を食べましょう
豆まきが終わったら、1年の厄除けを願い、豆を食べます(新しい年の厄払いなので1つ多く食べる、いわゆる 数え年として1つ多く食べる、もともとが数え年と考え新年の分を加えて2つ多く食べる、満年齢のまま食べるなど、地方によって異なる場合もあります)。