ペットの四十九日とは?準備することや過ごし方などを解説!
ペットの四十九日とは?
ペットが亡くなると、人と同じように四十九日が待っています。四十九日までの過ごし方は飼い主さんによって異なりますが、ペットを亡くしたばかりだと悲しみに暮れる人も少なくありません。
本記事では、ペットの四十九日法要について解説します。ペット葬儀にもさまざまな方法があるため、ご自身が納得できる形を選んで大切なペットを供養してあげましょう。
四十九日の数え方
四十九日の数え方は、人とペットとで大きな違いはありません。そのため、ペットも人間と同じように、命日を一日目とし、三途の川のほとりにたどり着くまでの7日間を「初七日」、49日目を「四十九日」と数えるのです。
四十九日の法要はするべきか
仏教では「四十九日」を過ぎると魂が成仏すると考えられており、この法要は重要な宗教的意味を持っています。また、人の場合と同様に、法要の実施を通して亡くなった悲しみに少しずつ区切りをつけていく生活に即した意味合いもあります。
ペットの法要は、通常、人の法要と同様の考えの元、執り行われます。ペットの場合は必ず行わなければいけないという決まりはないものの、やったほうが良いのかなと悩まれる場合は、後々後悔しないためにも、きちんと供養してあげることをおすすめします。
四十九日までの流れ
ここからは、四十九日までの流れをお伝えしていきます。注意点についても併せて解説していますので、ぜひ参考にしてください。
ペットの永眠
ペットの永眠が確認できたら、まずは体を清めてドライアイスや保冷剤で冷やします。さらに、毛並みを整え、ぬるめのお湯でぬらしたガーゼやタオルなどで全身をやさしく拭いて清めてあげます。
この際、遺体の口や肛門から体液や汚物が出てくることがありますが、これらは人間のご遺体でも起こる自然現象です。慌てず、ガーゼなどできれいに拭き取ってあげましょう。
葬儀業者へ連絡
遺体の処理が済んで、心の整理がついたら、ペット専門の葬儀業者に連絡をします。なお、この際に重要なのは信頼できる業者に依頼をすることです。悪質な業者では、適切に火葬されているのかを確認することが難しくなってしまいます。
また、追加オプションなどによる多額の代金請求も考えられますので、事前に見積もりを取り、サービス内容に不備がないかをチェックしておきましょう。
自宅で安置
火葬当日までは、自宅で安置を行います。犬や猫などの動物は、人間と同じく死んだ直後から腐敗が始まります。大事なペットをきれいな状態で送り出してあげるためには、葬儀・火葬までに適切に遺体を保存する必要があるのです。
安置の具体的な方法については、まず、ペットのサイズよりも一回り大きい段ボールや棺などに、遺体の手足を胸のほうに優しく折り曲げた状態で、ゆっくりと入れます。まぶたや口が開いている場合は優しく手で閉じ、安らかに眠っているような自然な姿に整えてあげましょう。
また、遺体の腐敗が進まないよう、保冷剤や氷をタオルにくるんで入れ、十分に冷やすことも大切です。夏場に2~3日ご遺体を安置する場合は、エアコンをなるべく低めの温度で設定してください。
火葬場へ
火葬当日は、一緒に火葬場へ向かいます。その際は、人目につかないようにしてあげるのがマナーです。ダンボールなどに入れてあげ、更に遺体の上に薄い布などをかけてあげましょう。
葬儀・火葬
ペットの葬儀は、人のお葬式と同じで、祭壇に花を飾ったり、住職に読経してもらったり、お焼香などを行ってお別れします。家族や親戚、親しい友人のみで行うお葬式が一般的です。
また、火葬については、業者であれば主に葬儀後、施設内にある火葬施設で火葬を行います。合同火葬は他のペットと一緒に火葬されるため遺骨を残すことができませんが、個別で火葬する場合は遺骨を残すことができます。
遺骨の拾い上げ
火葬が無事に済んだら、遺骨の拾い上げを行います。お骨上げとは「火葬後のご遺骨を親族や遺族など縁のある人たちが箸で拾い上げ、骨壷に収める行為」を意味します。立ち会う家族が長い箸で遺骨をつまみ、骨壺へ納めます。
遺骨の安置
火葬業者から受け取った遺骨は、四十九日を迎えるまで自宅で保管し、その後供養するのが一般的です。毎日手を合わせられる身近な場所に遺骨・仏具を設置し、お線香をあげたり、話しかけたりしてあげましょう。
四十九日当日の流れや用意すること
四十九日当日は、大切な家族をお見送りする重要な場面です。旅立つペットに気持ちを伝え、しっかりと見送るためにも、お供え物を用意しましょう。以下では、四十九日当日の流れや用意することについて説明します。
服装
法要の際の服装は平服で問題ありません。しかし、デニムや派手な装飾がついた華美な服装は避け、黒や紺など暗めの服もしくは白を貴重とした落ち着いた色合いを選ぶのが無難です。とくに寺院などの場合は他の方への配慮も兼ねて、鮮やかなものは避けましょう。
お供え物
大好きなペットが亡くなったら、家族が亡くなったときと同様に、手厚く供養をしてあげましょう。特に四十九日は、向こう側に旅立つ重要な日とされています。ぜひお供え物を用意して、最後のお見送りをしてあげてください。
みなとやでは、ペットのお供え物にピッタリな、心温まる商品を多数取り揃えております。即日納品にも対応しておりますので、ペットへのお供え物に迷った際は、ぜひご相談ください。
お世話になりましたせんべい
ストレートな気持ちが伝えられる、おせんべいです。表面に「お世話になりました」の文字が書かれていて、一目で気持ちが伝わります。受け取った側も思わず嬉しくなるおせんべいです。経験豊富な職人が一つひとつ手作業でせんべいを焼き上げており、香ばしさがたまらない味に仕上がっています。
ありがとうお菓子
「ありがとうお菓子」は、お煎餅以外にも、クッキーやマシュマロ、お茶やゴーフレットなどに、「ありがとう」の文字が書かれています。どれにしようか決められない時には、詰め合わせセットがおすすめです。個包装のため日持ちもよく、クセのない食べやすい味わいのため、年齢や性別を問わずみんなに喜んでもらえることでしょう。
わんべい
キュートな犬の顔を反映したおせんべいです。おまかせ・和犬タイプ・トイプードルの3種類から選べます。
にゃんべい
こちらは、可愛らしい猫の顔をかたどったおせんべいです。ネコちゃんの笑顔が、飼い主さんの心を癒すきっかけにできるかも知れません。
四十九日以降の過ごし方
人間と違い、ペットの納骨のタイミングは飼い主に一任されています。また、四十九日の後は、納骨堂に納骨した場合は、いつでも好きな時に会いに行って大丈夫です。実際に近年ではペットのことを過ごしながらゆっくりと時間過ごせる、明るい雰囲気の霊園も増えてきました。
また、人の場合は、亡くなって1年目の命日は「一周忌」、2年目の命日には「三回忌」と定められた年に行う法要があります。ペットの場合も、同様に法要を行ってもいいですし、その時の状況に合わせて、ご自宅でお参りして冥福を祈ってあげても構いません。今回は、多くの家庭で実践されている四十九日以降の代表的な過ごし方を2通りご紹介します。
ペット用の祭壇を作る
まずはペット用の祭壇を作りましょう。自宅内の祭壇を作る場合は、いつもペットがいた場所につくってもいいかもしれません。簡単なものでかまいませんので、遺影とお骨を置くことができるスペースがあれば十分です。
そしてできれば毎日、お線香とこれまで食べていたごはんをお供えしてください。これまでのことをたくさんおしゃべりするといいでしょう。四十九日まではあなたの側にいますから、好きなおやつなどもあげると、くるくる周りながら喜んでいるかもしれませんね。
四十九日の間に何となくペットの雰囲気を感じたり、側にいるような温かさを感じる人もいるようです。側にいて気づいて欲しいとアピールをしているのかもしれませんね。
メモリアルグッズを作って手元供養
「メモリアルグッズ」とは、大切なペットが亡くなった後、ペットとの思い出の品などを物として残す事です。例えば、遺骨を入れる事の出来るアクセサリーやペット顔を入れた仏具などがあります。
愛するペットと過ごした日々はかけがえのない一生モノの思い出です。 だからこそ、思い出を目に見える物にして、あるいは手に触れられる物にして、いつまでも近くに置いておくことで、ペットを改めて思うことができるかもしれません。
まとめ
今回は、ペットの四十九日や準備するもの、四十九日までの過ごし方などについて解説しました。家族として共に過ごしたペットが旅立つと元気な時の姿が思い出され、涙もあふれてしまうでしょう。四十九日までの過ごし方は、ご家庭によってさまざまですが、変わらないのはペットへの思いです。旅立つペットには、「今までありがとう」と感謝の言葉を込めて、笑顔でお別れしてあげましょう。
頂いたお客様からのお声
年末に愛犬が亡くなり、たくさんの友人や犬友がお花を持って愛犬にお別れしに来てくれました。
なにかお礼がしたいと思いネットで「みなとや」さんをみつけました。
愛犬に似たおせんべいとありがとうの感謝の言葉2枚セットで友人達にくばりました。とても好評で天国の愛犬も喜んでいると思います。ぜひ、また何かあればよろしくお願いします。
はじめまして。2/22猫の日はわたしの母の命日です。猫が好きな人でした。どれだけ好きなのか、猫の日に亡くなるなんて…。
ネットで見てたら猫のおせんべいが目に入り、これだ!と思い注文しました。とてもかわいくて母もよろこんでいると思います。
ペットロス気味だった義妹に「わんべい」を贈ったら、かわいい!かわいい!と泣きながら食べていましたが、最後には笑っていました^ ^
こんな癒しの時間は、大切ですね!ありがとうございました。