ペットの一周忌とは?過ごし方や法要について解説!
家族の一員だった大切なペットが亡くなってしまってから、早いもので1年。毎日ペットの遺影を眺めては、まだ癒えない悲しみを抱えている方も多いのではないでしょうか。日課だった散歩の時間やご飯の時間がくるたびに、「もうあの子は居ない・・・」など、さみしい思いはつきませんよね。いつも近くにいてくれたペットの死は、すぐには受け入れがたいものです。
でも、そんな気持ちのあなたを、ペットは天国からあたたかく見守っていてくれるはずです。今回は、ペットの一周忌の過ごし方や法要について詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
ペットの一周忌とは?
ペットの一周忌とは、亡くなった1年後に行われる法要のことです。「一周忌」と混同されがちなのが「一回忌」ですが、一回忌とは1回目の忌日、すなわち命日のことを指します。ペットの場合も一周忌までが一般的に喪にふくす期間となり、一周忌が過ぎると「喪明け」とされます。そのため、一周忌はひとつの区切りとして、とても重要な儀式と言えます。悔いの残らない供養をしてあげることで、気持ちのうえでも区切りを付けることができるでしょう。
まず、納骨した寺院や火葬でお世話になったペット霊園がある場合は、一周忌の法要が可能であるか問い合わせをしてみましょう。動物専門のお坊さんがお経を唱えてくれる霊園もあります。個別での法要が難しい場合は、合同のペット慰霊祭が執り行われる日程について確認し、命日もしくは命日に近い日に合わせて供養してあげるのが良いでしょう。
ペット霊園のなかには、供養の様子を動画配信してくれるところもあります。遠方などで参加がむずかしい、仕事の都合で参加できないという方でも、自宅にいながら供養の様子を見ることが可能です。
ペットの一周忌にしてあげられること
ペットの一周忌には、お仏壇や遺影のお掃除をして、特別なお供え物・お花の準備をしてあげましょう。また、お墓参りや納骨するタイミングにも適しています。ここからは、それぞれの詳しい内容について詳しく見ていきます。
ペットの仏壇をきれいにする
ペット用のお仏壇がある場合は、お掃除をしてきれいに整えてあげましょう。気づかぬうちに、ホコリなどの汚れがたまってしまうものです。最近では100円ショップでもお仏壇専用の掃除グッズの取り扱いがあります。なかでも、香炉の灰ふるいは秀逸です。燃え残った線香をキレイに取り除くと、気持ちよくお線香を上げられますよ。揃えておくと便利な掃除道具は以下のとおりです。
- 灰ふるい
- 仏壇お掃除道具の毛ばたき
- 専用掃クロスもしくは化学ぞうきん
- 仏壇クリーム
- ロウ落とし
- 金属部分を磨く金属磨き
- 細かい部分の掃除に使う綿棒
- 使い古しのTシャツ・肌着・ストッキングなど
- 仏具を置く新聞紙
- うす地の白手袋
お掃除の流れについて見ていきましょう。
1.合掌礼拝
お掃除をする前に、線香を上げて手を合わせ、これからお仏壇の掃除をすることを伝えます。事前に写真を取っておくと、掃除後に位牌や仏具の並べ方で迷うことがありません。
2.仏壇のなかの仏具を取り出す
仏壇のなかの仏具をすべて取り出して、新聞紙の上などにおき、掃除をしやすい状態にしましょう。吊り灯篭など、取り外せないものはそのままで問題ありません。
3.毛ばたきでほこりを落とす
上から下へと向かってほこりを落として掃除をしていきます。彫刻や細工部分を破損させないよう、力を入れすぎずに軽くほこりを落とすようにしましょう。
4.仏壇内側の拭き掃除する
専用掃クロスもしくは化学ぞうきんで拭いていきます。注意点としては、金仏壇の場合は決して濡れたぞうきんを使用せず、金箔・金粉・金の蒔絵に触れないようにしてください。
5.仏壇外側の掃除する
内側の掃除後、仏壇の外側もほこりを払い、化学ぞうきんなどで軽く拭いていきます。水や洗剤、研磨剤は変色やカビの原因になるため、使わないようにしてください。
6.仏具類のお手入れをする
位牌は毛ばたきでほこりを落とします。アルミやステンレスなど金属製品の「おりん」や「りん棒」、「りん台」「仏器(ぶっき)」、「火立」は、金属用の研磨剤で磨いた後、柔らかい布で乾拭きをします。木製の仏具はほこりを払い、金箔部分は、無理に拭き掃除をしないようにしましょう。
最後に、仏具をもとの位置に戻して線香を上げて手を合わせ、掃除が終了したことを伝えます。
お仏壇がない場合は、ペットの遺影が入った写真立てのホコリを落とし、写真の周辺をキレイにして気持ちよくお参りができるようにします。お花を生ける花瓶の水アカやくすみも取っておきましょう。
特別なお供え物・贈り物をする
ペットの一周忌にはいつもよりも特別なお供物をしてみませんか。おすすめは、昭和23年創業の老舗せんべい店「みなとや」の動物せんべいです。犬や猫、小鳥などキュートな動物たちのせんべいは、見た目の可愛らしさだけではなく、老舗煎餅店ならではの本格的な味わいが魅力です。お供えしたあとは、亡きペットに思いを馳せながら、皆さんで召し上がってはいかがでしょうか。
福々いぬ煎餅・わんべい
12枚入のわんべいは、和犬っぽい絵柄の「和犬タイプ」かトイプードルっぽいデザインの「トイプードル」、ランダムに入った「おまかせ」、犬種12枚と、肉球12枚がセットになった詰め合わせ4タイプのなかから選ぶことができます。亡きペットに生き写しのわんちゃんせんべいがあるかもしれません。わんべい一枚入り個包装パックや、2枚入りのわんべいと肉球せんべいなどもございますので、用途に合わせて選べます。個包装タイプのお煎餅なので、法要に来てくれた方に渡す際にも便利です。
七福にゃんべい
みなとやがある深川の地元で活躍するイラストレーター福田紀子さんがデザインした「七福にゃんべい」は、かわいさはもちろん本格的な味わいのおせんべいです。ねこちゃんの名前がプリントできるので、一周忌のお供物にぴったりです。
お墓参りをする
手厚く供養してあげたいと考え、ペット霊園などにお墓を建てた方は、一周忌にはお墓でお参りをしてあげましょう。持参するものは、お花や大好きだったおやつなどのお供物、お掃除道具、ろうそく、数珠などです。合同墓地の場合、お供えできるものが決められているケースもあるため、事前に確認しておくと安心です。
納骨をする
人間の場合は、四十九日の後に納骨するのが一般的ですが、ペットの納骨日に決まりはありません。ご家族の気持ちを優先して、ふさわしい時期を選べますので、一周忌のタイミングで納骨をするのも、ひとつの区切りとなることでしょう。
もちろん、納骨をせずに、手元供養をしたいという方もいらっしゃるでしょう。最近では、お骨の一部をリングやペンダントに利用したアクセサリーもあります。常にペットの存在を身近に感じれ、癒やされる点が魅力です。
いずれにしても、一周忌を過ぎてしまったからといって納骨できないわけではありませんので、ゆっくりと考えてから決めましょう。
一周忌が終わったら
一周忌が過ぎたからといって、すぐに気持ちを切り替えられるほど、単純なものではないかもしれません。家族の一員が欠けてしまったことで感じる心のキズを癒やすために、1年という時間はまだまだ短すぎますよね。一周忌が過ぎても、ペットに対する「今までありがとう」や「会いたい」気持ち、「さびしい」「ずっと大好きだよ」など、あなたの思いはいつでもさらけ出してくださいね。そんな悲しみを乗り越えて、一歩先へ踏み出すことをペットはお空の上から願っているはずです。
みなとやで商品をご購入いただいたお客様の声
19才の猫が亡くなった時に猫グッズやお菓子で調べていた時にみつけました。
とてもかわいくて友人にも喜ばれました。また頼みたいと思います。
はじめて注文しました。 ことりや犬のかわいい絵のおせんべいなど詰合わせをお願いしました。電話に出た女性がとても親切、ていねいな方でよかった!!おせんべいも好評でした。ありがとう。
3年前と今月と買っていた愛犬(シュナウザー)が亡くなり、今までお世話になった動物病院へ、最後のご挨拶に「にゃんべい」を、愛犬たちが生前お世話になった友人達には「わんべい」の「シュナウザー」と「お世話になりました」せんべいセットを渡しました。院長先生は大の猫好きで院内にもスタッフの飼い猫が同伴出勤していたりだったので皆さんに喜んでいただけました。また、シュナのおせんべいを渡した友人からは「シュナのお菓子なんてみた事なかったのに、よくこんなカワイイの見つけたね!シュナ愛すごい!亡くなった2匹も喜んでるよ」とほめてくれました。愛犬を亡くしてまだ悲しいですが、わんべいで少し元気もらえました。ありがとうございました。