節分用福豆(大豆)を煎る様子
来月の事ですが2月3日は節分です。
節分には福豆(大豆)が欠かせません。
当店はお煎餅だけでなく豆菓子もやっている関係で節分福豆の製造もおこなっております。
ただ煎るだけの大豆ですので素材の味がストレートに響いてまいります。当店で利用しているのは北海道産の袖振大豆という煎り豆につかうには最高の品種を利用しております。
大豆と言うと黄色っぽい感じですが当店のは綺麗な緑色の煎り上がりです。甘みもあり撒くのにはもったいない位です^_^;
そんな煎り大豆ですがどのように作られるのかと言いますと
まずお豆を水に数時間漬けます。数時間というのは季節によって違ってきます。今の時期ですとだいたい6時間程度です。
水を切りまして数時間まちます。
そうしましたら火にかけて4,50分煎り上げます。
横の円回転をする機械に入れまして煎り上がりのタイミングを計ります。
最初はもっさもっさ動いていたお豆がだんだん水分が蒸発してきまして、軽い感じの音に変化をします。
そしてパチパチと跳ねる音がしましてそれが落ち着いてきたころタイミングを見計らって取り出します。
そのタイミングを計るのが長年の経験で音・匂い、触感、味見等 五感をフルに生かしてそのタイミングを見出だします。
本日はその様子を動画に撮ってみましたので豆職人になった気分でご覧下さいませ。
節分用福豆(大豆)を煎る様子 豆の投入
節分用福豆(大豆)を煎る様子 中
節分用福豆(大豆)を煎る様子 取り出し