節分豆・福豆コラム♪今さら聞けない家庭での節分儀式。豆まきってどうやるの?
家庭でおこなう節分の豆まき。正式にはどうするの?
昔から豆をまくのは、その家の家長の役目だったという事をご存知ですか?
まずは前日に煎った豆を升に入れて神棚にあげておきます。そして節分の当日、日暮れに子どもたちと共に「鬼は外、福は内」と言いながら豆をまいたものです。
現在では日暮れ時ではお父さんの仕事などの都合もあり、子どもやお母さんが中心となって、豆まきがおこなわれている事が多いようです。
現代版豆まきってどうやるの?豆まきの手順とは。
現代では家長や跡取り息子といった感覚も薄れ、節分の豆まきは厄除けの正式な儀式というよりも、楽しい行事となって来ています。
もしも家族にその年の干支に生れた年男や年女がいる場合は、厄年の人が豆をまくと厄払いになるといわれていますので、その人に豆をまいてもらうのが良いでしょう。
豆まきの豆は煎ったものを用います。
これは、まめを煎るの「いる」は矢を射るの「いる」に通ずることから煎り豆は「邪鬼をやっつける」と言われているからです。この邪鬼は夕暮れから夜にやってくるので、その時間帯に大声を出して豆をまくと、鬼が退散するという訳です。
豆まきの方法は、まずは玄関を開けて「鬼は外」と豆をまき、鬼が退散しているうちに戸を閉めて「福は内」と家の中に豆をまきましょう。
せっかくの節分。升入りの節分豆を「室礼(しつらえ)て」厄払いを
節分の豆は、前日に神棚にあげると書きましたが、今では神棚のない家の方が多い時代ですよね。
そんな時は、升に入った節分豆とヒイラギの葉、そしてミニすりこ木をアレンジしてリビングのコーナーに飾るだけで、節分の室礼ができ上がりますよ。
ヒイラギは家をのぞきに来た鬼の目をギザギザした葉でつくために、すりこ木は鬼を追いはらうために飾ります。
みなとやで販売している升に入った節分の福豆は、現代風の室礼にぴったりです。
升の中には煎り大豆と砂糖菓子が入っており、鬼のお面かお多福のお面のものがあり、中にはお守りも入っているんですよ。
枡入り節分福豆(一合)
枡に大豆と砂糖菓子そしてお守りが入った節分セットです。
外側に鬼の面またはお福さんの面をあしらっております。
中身の大豆も最高の物を使っています。節分のちょっとしたギフトや室礼へどうぞ!
縁起物のプチギフトとして人気です。
季節の行事を楽しむ心のゆとりは持ちたいものです。
春を告げる節分は、いよいよ新しい春の始まりです。儀式というほどのものでなくても、各家庭の事情に合わせて豆まきして、疫病や災害を追い払い、幸せを招きましょう。