【結婚祝いののし知識!】もうこれで迷わず失敗なし!
結婚祝いを贈るor新郎新婦がお祝いのお返しで贈る あなたはどっち?
結婚祝いや、お返しの品を返す際につけるか尋ねられることが多い「熨斗(のし)」。種類も豊富なため、どれを選択すればいいかわからない!とお困りの方も少なくないでしょう。実は結婚祝いを贈る場合と新郎新婦がお祝いのお返しで品物を贈る場合、そのどちらも熨斗掛けは必要です。
ただし、一口に熨斗掛けをするといっても、それぞれで熨斗の選び方や気をつけるべき点は異なります。送るシーンや目的に合わせて、正しく熨斗を掛けられていないと、知らず知らずのうちに失礼にあたってしまうことも…。
そこでこの記事では、結婚祝いに最適な熨斗の選び方やポイント、意外と知らない細かいルールまで徹底的に紹介します。“できる大人”と周囲の人から思ってもらえるためにも、ぜひ参考にしてみてくださいね。
結婚祝いにのしがないのは失礼?
熨斗に関してよくある悩みが「熨斗を付けたほうがいいのか、付けなくてもいいのか」という点。結論から言うと、結婚祝いに「熨斗」がついていなくてもマナー違反にはなりません。
しかし、日本では熨斗は古くから祝賀の贈り物に添えられていた慣習があります。そのため「熨斗を掛けている=縁起の良いお祝いの品」であるという認識が強く、現在も結婚や出産、卒業や就職など、多くの慶事の贈り物で使われています。
結婚は新郎新婦だけでなくその周囲の人にとっても、喜ばしく、素敵な出来事。きちんと相手にお祝いの気持ちが伝わるよう、できる限り熨斗を付けて贈りものを渡すようにしましょう。
結婚祝いののしで気をつけるべき6つのポイント
結婚祝いの熨斗掛けにはいくつかの決まり事があります。正しく把握できていないままお祝いを相手に渡してしまうと、「失礼な人だな…」と評価を落としてしまうことになりかねません。下記で紹介する6つのポイントを抑え、円満な人間関係が続けられるように努めましょう。
水引の蝶結びは避ける
蝶結びは何度も結びなおせることから、「何度あっても嬉しい」という想いが込められています。そのため、結婚祝いにはあまり適した結び方ではありません。結婚祝いでは「一度きりであるべきもの」を意味する「結び切り」または「あわじ結び」が正しい結び方です。
- 結び切り(本結び)…一度結ぶと引っ張ってもほどけないようになっているため二度と繰り返さないという意味をもつ。
- あわじ結び…一度結ぶとほどくのが難しいため結び切りと同じ意味をもつ。また両端を引っ張るとさらに固く結ばれるため「末永くお付き合いを」という意味を併せもつ。
また、結婚祝い用の熨斗紙を選ぶ際には水引の本数や色にも注意が必要で、水引の本数は「10本」のものを選ぶのが基本です。色は「紅白」はお祝い事全般に使われ、「金銀」は限定されたお祝い事に使われます。結婚祝いはこのどちらの色でも良いとされており、実際にどちらの色も同じくらい使用されています。
ただし、黒と白・黄と白の水引は弔事で使われるため避けるようにしてくださいね。
表書きは「寿・御祝・御結婚御祝」
熨斗紙の上段(水引の上にあたる)の部分を「表書き」といいます。表書きは、その贈り物がどんな意味のものなのかを相手に示す役割を果たしています。そのため、贈り物の目的に合わせて、ふさわしいものを選ばなくてはなりません。
結婚祝いを送る場合は、「寿」「御祝」「御結婚御祝」のいずれか。新郎新婦がお祝いのお返しで送る場合は「内祝」「寿」のいずれかを選択しましょう。
また、お祝いのお返しについては、一般的に結婚式当日に引き出物として贈る場合は「寿」、後日贈る結婚内祝いの場合は「内祝」と入れることが多いものです。
名前について
名前としては送り主の氏名を記載するのがベターです。文字を書くときは「毛筆」や「筆ペン」を使うようにしましょう。この際、夫婦連名で送る場合は夫はフルネーム、左に妻の名前を記載するとシンプルで分かりやすくなります。
また、贈り物を手渡しで渡す際は、どなたからもらったものなのかがハッキリわかるため、必ずしも名前を書く必要はありません。贈り方に合わせて、名前を記入の有無を判断しましょう。
のしがついたのし紙を使う
贈り物は奉書紙で包んで水引を掛け、熨斗を付けるのが正式ですが、現在は水引や熨斗が印刷された「熨斗紙」を使用するのが一般的となっています。
熨斗紙を掛けることによって「改まった気持ちでお贈りします」という「礼を尽くす姿勢」を表せます。祝賀の贈答品に「熨斗」を掛けるのは昔から引き継がれている正式なマナー。古くから伝わる伝統にならい、最大限の祝福の気持ちを込めて、熨斗紙を掛けることをおすすめします。
会社や一同でお贈りする場合
会社や仲間内など、4名以上の連名で送る場合は、代表者1名のみフルネームで表記し、その横に「他一同」と記載します。
さらに別紙にて、全員の氏名を書いた紙を同封しておくことで、受け取った側も誰から頂いたものなのか分かりやすくなり、お礼を渡すときの参考にできます。
上司や目上の方にお贈りする場合
現在は、簡略化されることも多い熨斗ですが、上司や目上の方に贈るあらたまった贈り物の場合には、必ず熨斗紙を掛け、表書き・名前を書くようにしましょう。
結婚祝いのお金事情について
ここからは、結婚祝いで現金を贈る際の相場やマナーについて解説します。現金を包む場合の金額相場や注意点を理解しておけば相手に失礼がなく、お祝いの気持ちを伝えられるでしょう。
贈る品の金額相場
結婚祝いを贈る際に最も悩むのが、費用の相場感。結婚祝いで贈る品の金額相場は平均30,000円〜50,000円です。
ただしこの金額は渡す相手との関係性によって、大幅に変わります。特にお世話になった方や、親戚などには、相場以上の金額をご祝儀として渡すことも少なくありません。贈る方との関係性に合わせて、予算を算出してください。
お金の入れ方
結婚祝いで渡すお金は、ご祝儀袋に包んだ状態で手渡しするのがマナーです。また、ご祝儀袋に入れるお金は新札のみにしてください。新札は銀行で両替できるので、事前に用意しておきましょう。
【結婚する2人に】みなとやののしつき結婚祝いギフト!
つい悩んでしまいがちな結婚祝いのギフト。相手の趣味や生活様式を考慮しつつ、あなたのセンスがキラリと光る素敵な贈り物を選ばたいものですよね。
「贈る方に、できる限り感謝の気持ちが伝えられる心温まる品物がいい」「みんなに喜んでもらえる素敵なギフトを送りたい」、そんな時には創業60年の歴史をもつ老舗煎餅店「みなとや」のオリジナルギフトをプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
職人が丹精をこめて一枚いちまい手作りした自信作「おめでとうのお菓子」の詰め合わせは、結婚する二人への品物としてはもちろん、結婚を祝福してくれた大切な方達へお返しとしても喜んでいただけること間違いありません。
こちらはネームシールの対応も可能ですし、ほかのメッセージせんべいと組み合わせることができます。
また、贈る相手が犬や猫好きの方であれば、動物モチーフのおせんべいもオススメです。
どちらもとてもかわいらしく、きっと喜ばれると考えております。
この肉球せんべいを
「おめでとう煎餅」や「祝」「寿」せんべいへ変更する対応も可能です。
【新郎新婦から】お祝い返しのギフト提案
反対にお祝いをいただいた新郎新婦には、ありがとうの気持ちが詰まった「ありがとうのお菓子詰め合わせ(洋風)」を選んでみてはいかがでしょうか。華やかなピンクカラー基調で、ハッピーな気持ちが伝わります。クッキーをはじめ、「ありがとうゴーフレット」「ありがとうキャンディ」など、種類が豊富です。
目上の方へのお返しとしては、少々かしこまった印象のある「ありがとうせんべい」が好印象です。醤油味・白雪味・抹茶味の3種類で、飽きることなく味を楽しめます。
今回ご紹介した熨斗掛けはもちろん、指定日配送や大量注文にも柔軟に対応していますので、気になった方はぜひホームページよりお気軽にお問い合わせください。