老人ホームの面会でお菓子は差し入れできる?おすすめのお菓子や注意点を解説
「老人ホームの面会でお菓子は差し入れできる?」
「介護スタッフや他の入居者にもお菓子を差し入れた方がいい?」
老人ホームに入居する家族にお菓子を差し入れたい方で、このようにお悩みの方は多いのではないでしょうか?
老人ホームの面会時にお菓子の差し入れができるかは、施設ごとのルールによって異なります。
この記事では、差し入れ可能な場合におすすめのお菓子や、避けた方がいいお菓子を紹介します。
介護スタッフや他の入居者への差し入れが必要かも紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
老人ホームの面会でお菓子の差し入れができるかは、施設によって異なる
老人ホームの面会でお菓子の差し入れができるかは、施設のルールによって異なります。
たとえば、下記は老人ホームにおける飲食物の持ち込みに関するルールの一例です。
- ・飲食物の持ち込みは原則禁止
- ・面会時にその場で食べる場合のみ持ち込み可能
- ・賞味期限が記載されている既製品のみ持ち込み可能
- ・賞味期限が3日以下の飲食物の持ち込みは原則禁止
- ・生鮮食品や手作りのものの持ち込みは原則禁止
- ・食べ物を持ち込みする場合、「持ち込みリスト」への記入が必要
このように、施設によって食べ物の持ち込みが禁止されている、または持ち込みできる物が制限されているケースが多く見られます。
理由としては、「ノロウイルスなどの感染予防」「食中毒の予防」「窒息などの事故防止」「摂取カロリーなどの健康管理」などが挙げられます。
老人ホームごとに異なるルールが存在するため、差し入れをする前に必ず介護スタッフとコンタクトを取り、具体的なルールを確認することが大切です。
老人ホーム面会時の差し入れにおすすめのお菓子
老人ホームの面会で差し入れができる場合に、おすすめのお菓子を紹介します。
差し入れる方の健康や好み、事故の防止を考慮して、慎重に選びましょう。
- ・本人の好物
- ・低糖質や無糖のお菓子
- ・見た目が可愛いお菓子
- ・小分け包装で長期保存可能なお菓子
本人の好物
老人ホームの面会でお菓子を差し入れる際、まずは差し入れる本人の好みを考慮することが大切です。
長年愛してきたお菓子や食べ物を選ぶことで、思い出がよみがえり、懐かしいひとときが楽しめるでしょう。
たとえば「お気に入りのお店の和菓子」「毎年クリスマスに食べていたケーキ」「毎日食べていた佃煮」などが挙げられます。
本人の好物を選ぶことで、面会時の会話を弾ませたり、温かい気持ちを伝えたりできるでしょう。
低糖質や無糖のお菓子
老人ホーム面会時の差し入れには、低糖質や無糖のお菓子がおすすめです。
高齢者が糖分を摂りすぎてしまうと、生活習慣病や肥満になるリスクが高まります。
なぜなら、年齢を重ねると体内の糖分を処理する能力が低下するからです。
高齢者の生活習慣病や肥満は、糖尿病や認知症、脳梗塞などを引き起こす原因になりかねません。
そのため高齢のご家族や友人にお菓子を差し入れする際は、健康への影響を最小限に抑えるために、低糖質や無糖のお菓子を選ぶ方が多いのです。
具体的な例としては「低糖質クッキー」「ノンシュガーゼリー」「ダークチョコレート」「ナッツ」などが挙げられます。
近年ではコンビニやスーパーでも、健康に考慮した低糖質や無糖のお菓子を購入できます。
見た目が可愛いお菓子
老人ホーム面会時の差し入れには、見た目が可愛いお菓子もおすすめです。
たとえば「動物のデザインのクッキー」「カラフルなマカロン」「季節に合わせたデザインのスイーツ」などが挙げられます。
見た目が可愛いお菓子は、楽しい雰囲気を醸し出し、会話が盛り上がるきっかけになるでしょう。
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ねこ型で可愛いお顔入りのお煎餅を差し入れることで、楽しい会話や笑顔が広がり、和やかな雰囲気で面会できるでしょう。
また「にゃんべい」はごま味や醤油味があり、甘いものが苦手な方や糖分を控えている方へもおすすめです。
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小分け包装で長期保存可能なお菓子
老人ホーム面会時以外に食べるものを差し入れできる場合、小分け包装で長期保存可能なお菓子がおすすめです。
たとえば「個包装のクッキー」や「お煎餅」「ミニ羊羹」などが挙げられます。
高齢者のなかには食事量が減り、一度に多くのお菓子を食べられない方もいます。
小分け包装で長期間保存可能なお菓子は、過度な消費を防ぎ、食事の妨げにならない範囲で楽しむために有効な手段です。また個包装のお菓子は衛生的であり、食中毒などの防止にもつながります。
ただし面会時以外に食べるお菓子を差し入れる場合は、窒息事故などの防止のため必ず施設の職員に報告しましょう。
「みなとや」では、たくさんの種類のお煎餅が楽しめる「煎餅詰め合わせ」も販売しております。
醤油、ゴマ、えび、しそ、アサリなど、季節によって様々な味を楽しめるため、少量ずつ、飽きることなくお楽しみいただけますよ。
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老人ホーム面会時の差し入れで避けた方がよいお菓子
ここまで老人ホームの面会時の差し入れにおすすめのお菓子を紹介しましたが、お菓子の差し入れができる場合でも、避けた方がいいものがあります。
老人ホーム面会時の差し入れで避けた方がよいお菓子は、下記のとおりです。
- ・健康状態に合わないお菓子
- ・賞味期限が短く量の多いお菓子
- ・においが強いお菓子
- ・持ち込みが禁止されているお菓子
健康状態に合わないお菓子
老人ホーム面会時の差し入れでは、入居者本人の健康状態に合わないお菓子は避けるべきです。
たとえば、咀嚼能力が低下している方の場合、固い食べ物を無理に食べると誤嚥を招くことがあります。
また糖尿病や高血圧などの健康問題を抱えている方の場合、砂糖が多く含まれたケーキや塩分の多いスナック類は健康に影響を及ぼす可能性があるでしょう。
咀嚼能力の低下や健康に問題を抱える方に差し入れを選ぶ際は、一度介護スタッフに相談することをおすすめします。
また摂取カロリーの管理がされている場合は、食べたものの種類や量を報告することも重要です。
賞味期限が短く量の多いお菓子
老人ホームでの面会時にお菓子を差し入れる際、賞味期限が短く、かつ大量のお菓子は避けましょう。
賞味期限が短い和菓子や生クリーム入りのケーキなどは、量が多いと賞味期限内に食べきれないことがあります。
「捨てるのはもったいないから」と賞味期限切れの食品を摂取することは、食中毒のリスクを高めます。
また大量のお菓子を差し入れると、食べ過ぎてしまうことも。
食べ過ぎは高齢者の適切な食事摂取を妨げ、食事のバランスに影響を及ぼすことにつながりかねません。
賞味期限が短いお菓子は、1日で食べ切れる量を差し入れましょう。
においが強いお菓子
においが強いお菓子も、老人ホームでの面会時の差し入れでは避けるべきでしょう。
なぜならにおいが強いお菓子は香りが施設内全体に広がる可能性があり、他の入居者に不快感を与えてしまうからです。
またにおいによって、食事制限を必要とする他の入居者に影響を及ぼすことも考えられます。
においが強いお菓子の例として、「スナック菓子」や「焼きたてのパン」などが挙げられます。
他の入居者と穏やかな時間を過ごすために、無臭または軽い香りのお菓子を選び、配慮を示すことが大切です。
持ち込みが禁止されているお菓子・食品
一部の老人ホームでは、特定のお菓子や食品の持ち込みが禁止されていることがあります。
老人ホームでの面会時にお菓子を差し入れる際は、必ず「ホームページで確認する」「介護スタッフに聞く」などでルールを確認し、禁止されているお菓子の持ち込みは避けましょう。
持ち込みが禁止されているお菓子・食品の具体例は下記のとおりです。
- ・お刺身・お寿司
- ・カットフルーツ・皮をむいた果物
- ・餅・団子
- ・生の二枚貝類
- ・市販のお惣菜
- ・手作りのお菓子
介護スタッフや他の入居者への差し入れは必要?
老人ホームの面会で家族にお菓子を差し入れる方のなかには、「介護スタッフにも差し入れをしないと失礼ではないか?」「他の入居者へも差し入れした方がいいの?」と考える方も多いと思います。
この項では介護スタッフや他の入居者への差し入れについて、詳しく紹介します。
介護スタッフへの差し入れは必要ない
老人ホームで家族と面会する際、介護スタッフへの差し入れは必要ありません。
施設によっては、「公平性を保つため」「差し入れが必要な空気を作りたくない」などの理由から、介護スタッフへのお菓子の差し入れを禁止している場合もあります。
介護スタッフに差し入れをしなくても、入居者へのサービスに変わりはありません。
介護スタッフへ日頃の感謝の気持ちを伝えたい場合は、直接言葉で伝えるとよいでしょう。
老人ホーム入居の挨拶や退去のお礼はOK
老人ホームの介護スタッフへの差し入れは基本的に必要ありませんが、どうしてもお菓子を渡して感謝の気持ちを伝えたい場合は、「老人ホーム入居の挨拶」や「退去のお礼」など特別な場面での挨拶として渡しましょう。
大人数に対する挨拶やお礼となるため、小分けで配れるお菓子やギフトがおすすめです。
また高価すぎるギフトや金券などは、介護スタッフに気を使わせてしまう原因となるため避けましょう。
「みなとや」では、「ありがとう」のメッセージを入れたお煎餅を販売しております。
施設を退去する際に、大勢いる介護スタッフ一人ひとりにお礼の言葉を伝えてまわるのは、難しいこともあると思います。
そんなときに「ありがとう」のメッセージ入りお煎餅があると、一人ひとりに感謝の気持ちを表現しやすいのではないでしょうか。
「ありがとう煎餅」の詳細は下記をご覧ください。
他の入居者への差し入れは禁止されていることもある
老人ホームで他の入居者への差し入れも、基本的に必要ありません。
さらに多くの老人ホームでは、他の入居者への差し入れが禁止されています。
理由として「窒息事故の原因となる恐れがあること」や「人によっては糖質制限があること」が挙げられます。
また差し入れが、入居者間のトラブルを引き起こしてしまうことも。
「差し入れを食べて体調を崩してしまう」「入居者が自分の家族に他の入居者への差し入れを強要する」「入居者同士で対等な関係が保てなくなる」といったトラブルが考えられます。
好意的な行動が、逆に誤解やトラブルを引き起こす可能性があるため、他の入居者への差し入れは避けましょう。
老人ホームへのお菓子の差し入れは、施設のルールを考慮して選ぶべき
この記事では、老人ホームの面会でお菓子の差し入れができるかや、差し入れができる場合のおすすめのお菓子について紹介しました。
老人ホームへのお菓子の差し入れができるかは、それぞれの施設のルールによって異なります。
施設のルールを知ったうえで、本人の健康状態や他の入居者への配慮をし、お菓子を選ぶことが重要です。
《老人ホーム面会時におすすめのお菓子》
- ・本人の好物(和菓子・ケーキ・佃煮など)
- ・低糖質や無糖のお菓子(低糖質クッキー・ノンシュガーゼリー・ナッツなど)
- ・見た目が可愛いお菓子(動物のデザインのクッキー・カラフルなマカロンなど)
- ・小分け包装で長期保存可能なお菓子(個包装のクッキーやお煎餅・ミニ羊羹など)
老人ホームへの差し入れには、ぜひ「みなとや」のお菓子をご利用ください。
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老人ホームに入居するご家族に笑顔を届け、家族でのコミュニケーションのきっかけとしてご活用いただけます。
またみなとやでは、「ありがとう」などのメッセージが入ったお菓子も取り揃えています。
お菓子そのものに感謝の気持ちを込めて差し入れることができるため、受け取った方に特別な思いを伝えることができますよ。
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