上棟式の手土産についてのあれこれ!そもそもしないとダメなの?
地鎮祭を終えて基礎工事が始まり、柱・棟・梁などの基本構造が完成すれば、夢のマイホーム完成はもう目前!屋根の一番高い位置に棟木(むなぎ)を取り付ける際、行われることの多い建築儀式の「上棟式」をご存知ですか?そもそも上棟式は必ず行わなければならないのでしょうか。
これからマイホームを建設予定の方や、まさに今、建設中の方は気になりますよね。今回は、そんな上棟式の基礎知識から、上棟式にかかる費用、手土産にまつわる疑問などについて詳しく解説していきます。
上棟式とは?地鎮祭との違い
木造住宅を建てる際、屋根の一番高い位置に棟木(むなぎ)を取り付けることを上棟と呼び、上棟式はその棟上げを祝う儀式です。
一方、地鎮祭とは建物建築に着工する際、その土地を守っている氏神様に土地を使用する許しを請い、工事の安全を祈願する儀式です。地鎮祭を行うかは施主が決定しますが、一般的には、無事に工事が終わるように願い、執り行われるケースが多くなっています。
地鎮祭同様に、上棟式を行うかは、主催者となる施主が決定します。こちらも必ず行わなければならないものではありませんが、マイホーム建築に携わっている工事関係者の方々に、労う気持ちを伝える良い機会となるでしょう。
新築完成までの流れ
新築完成までの流れを大まかに確認しておきましょう。まず、理想とする住まいの形を考えるとともに、無理のない資金計画を立てます。土地探しについては、地域密着型の信頼できる宅建業者を選ぶと良いでしょう。
土地購入(契約)
周辺環境をしっかりとチェックし、気に入った場所が見つかったら、あらかじめ業者に建物の参考プランや概算見積りを提出してもらいます。自分が希望する建物を建てられるかを確認してから、土地を購入します。
地鎮祭・着工
次に、間取りや設備、仕様を決定し、工務店などと建築請負契約の締結後、地盤調査を経て、必要に応じて、補強など地盤改良工事を実施します。
そしていよいよ地鎮祭実施後、基礎工事が始まります。
地鎮祭終了後、近隣の地域の方々への挨拶回りを行うのが定番で、1,000円程度の手土産を渡すのがマナーです。万が一、不在の方がいた場合は、工事の案内文をポストに入れ、改めて挨拶に行くのがよいでしょう。
上棟式
続いて、構造体ができた段階で、上棟式を行います。お神酒や米、塩といった上棟式セットや、お餅・お菓子、昼食、飲み物、手土産、必要に応じてご祝儀も用意しましょう。上棟式では、設計士さんや棟梁をはじめ現場監督、大工さんと日頃の工事に対する感謝を伝えるとともに、和気あいあいとした雰囲気を楽しみたいものです。
竣工・引き渡し
引き渡しの1か月前くらい前に竣工し、竣工検査が行われて、その後引き渡しという流れになります。
上棟式のタイムスケジュール
上棟式を執り行う日取りは、建築関係者たちのスケジュールを考慮し、縁起のよい日を選びましょう。建築吉日とされているのは、六曜の大安、先勝、友引の午前中と十二直の建(たつ)、満(みつ)、平(たいら)、定(さだん)、成(なる)、開(ひらく)です。くれぐれも、建築関係の大凶日といわれる三隣亡(さんりんぼう)に上棟式を行うのは避けましょう。
小見出し3餅まきはお菓子で代用OK
上棟式中に行われる餅まきは、上棟の工程が無事に終わったことを祝い、竣工にむけて工事が滞りなく進むよう祈願するとともに、近隣住民の方々に紅白のお餅を投げる風習です。
また、「皆に福を分ける」という意味や、工事関係者への感謝を表すといった意味合いも含まれます。最近では、お餅の代わりにお菓子や小銭で代用するケースも多く、お菓子の場合は個包装になったものが配りやすくて便利です。小銭は「ご縁がありますように」という願いを込めて、五円玉に赤のリボンや紐を通したものがよいでしょう。
上棟式ではご祝儀を渡す風習も
上棟式ではご祝儀を渡す風習もあります。ご祝儀の相場は、棟梁が10,000〜30,000円、現場監督は5,000円〜10,000円、他の大工さんは3,000〜5,000円程度です。親方である棟梁を一番高い金額とし、次に現場監督、他の大工さんと続くように、金額にある程度の差をつけるようにしましょう。祝儀袋ののしは、蝶結びの水引きで、「御祝」もしくは「御祝儀」と書いてください。ちなみに、ご祝儀は渡さずに、手土渡のみでも問題はありません。
手土産以外に準備すべきことや物
旗や飾りなどの上棟式セット一式と、お供え物としてお神酒・米・お塩を準備します。また、工事関係者に配るお弁当や料理、飲み物、休憩時の差し入れを準備しておくと良いでしょう。
そもそも地鎮祭に手土産は必要?
地鎮祭に手土産は必須なのでしょうか?考えていきましょう。
必ず必要という訳ではない!
手土産は、必ず必要というわけではありません。とはいえ、これから住宅の工事が本格的に始まり、騒音や工事車両の通行などで、近隣住民に迷惑がかかるため、ご近所さんへの挨拶回りも重要です。その際には、手土産を渡して、事前に挨拶を済ませておくと幸先が良いでしょう。
また、工事関係者にとっては、これまでの工事への感謝や、竣工までの残りの期間もよろしくお願いしますという気持ちを込めて、手土産を渡した方が気持ちが伝わるでしょう。
子供夫婦が上棟式を上げる場合、親はどうする?
子供夫婦が上棟式を執り行なう場合、親は御祝儀やお祝いの品を渡すべきなのでしょうか。親の考え方や地域の風習、施主である子供夫婦の方針によって異なりますが、上棟式には、お供えや工事関係者へのご祝儀、飲食費、手土産を含め、それなりの金額がかかります。
新築祝いとして、御祝儀を渡すつもりであれば、上棟式にはお祝いの品でも良いですし、援助してあげようと思うのであれば、お祝い金を渡すのももちろんOKです。
大工さんがリアルにもらってうれしい差し入れ については
下記記事をご覧ください!
https://www.minatoya.biz/blog/carpenter-gift/
手土産の一般的な相場
上棟式の手土産の一般的な相場は、お酒とお菓子のセットなどで2,000円〜5,000円程度です。
上棟式手土産ののしについて
上棟式で渡す手土産ののし紙は、蝶結びの水引に「御祝」もしくは「御祝儀」として、下段に施主名を書きます。
【#上棟式手土産】でのし風メッセージカードが話題に!
上棟式の手土産には、「ほんのきもち」と書かれたのしにプラスして、お礼のメッセージや手紙を添えて気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか。心のこもったメッセージ付きなら、大工さんたちも力が入ること間違いなしですね!
Instagramで、#上棟式手土産で検索をかければ、参考になるのし風メッセージカード付き手土産がたくさん見られます!
ビールが1番人気?おすすめ商品をご紹介!
喉の乾きを潤すのに最適なビールは、手土産として人気があります。
特に暑い季節の工事後に飲むビールは喜ばれるでしょう。
ビールのお供に、みなとやのお煎餅はいかがでしょうか。
工事中は騒音などで迷惑をかけることの多いご近所さんには、
人数や予算に合わせて選べる「ご迷惑おかけします煎餅」や「どうぞよろしく煎餅」がおすすめ。
のしにも対応可能です。
ユーモアの効いたご挨拶にぴったりなのが「これでよしなに」の小判型瓦せんべい。
工事関係者の方々に、お礼の気持ちと軽いジョークを込めて「是非、これでよしなに〜」と言いながら、渡してみてはいかがでしょうか?
餅まきの代わりにおすすめなのが、洋風袋に入ったプチハート型のあられ。
オリジナルシールを使って、メッセージを添えて渡してみましょう。
みなとやで商品をご購入いただいたお客様の声
浜松市 Y様よりのお声
息子の上棟式にお祝いに来てくださった方へのささやかな気持ちを伝えたくてありがとうの文字やかわいい表情つきのおせんべいを注文させて頂きました。
とってもかわいくて想いが届けられたようでもらった方からもとても「すごい、ありがとう」と言って頂けました。
ありがとうございました。また是非利用させてください。
三重県 エクセレントホーム様
いつもお世話になり、ありがとうございます!!
注文が遅くなって11/21午前が最短のところ「できれば11/20着でお願いします」とご無理おねがいしましたら・・・なんと11/20午前中に到着しました。「嬉しい」
明日がお施主様の上棟式でご近所様へのご挨拶にお配るするので助かりました。
以前はお餅にしていましたが現場保管の難しさや日持ちの点の問題もありかわいいハートのあられにシール(寿)も貼って頂いて喜んでます。これからもよろしくお願いします。(^-^)