愛するペットが亡くなったらするべき5つのこと
ずっと一緒に暮らしてきたペットも、年とり最期を迎える時がいつかは訪れます。少しずつ動きがゆっくりになり、できない事が増え始めたり、毛並みや艶も若い頃とは違ってきたり。しかし、悲しい気持ちになってばかりはいられません。後悔のない最後のお見送りができるように、私達にも準備が必要です。
その日を迎えた時には、慌てず落ち着いて、「ありがとう」の気持ちでペットを旅立たせてあげられるように、少しずつ気持ちを整理していきましょう。
亡くなる前までにしてあげられること
ペットの最期が近づいているのは、一緒に暮らしている飼い主が1番よく分かっているはずです。もっと一緒に居たいという気持ちはあっても、それは叶わない望みであり必ず最期は訪れます。しかし、ペットは最期まで一緒に過ごせた時間に、幸せを感じているはずです。残りわずかな時間を悲しむよりも、ペットが喜ぶことや、楽に過ごせることを考えてあげませんか?
例えば、家のなかでもきっと好きだった場所がありますよね?歩くのが大変な容態なら、抱っこして連れて行ったり、景色を見せてあげると喜びますよ。目を細めてうれしそうな、気持ちよさそうな表情を見せてくれたり。ペットは飼い主さんが大好きなはずです。たくさん撫でて声をかけたり、可能な限り一緒に過ごす時間を増やしてあげると、ペットも落ち着くはずです。
その時には、ペットの体をきれいに拭いてあげたり、トイレの手伝いをしてあげたり、スポイトなどで口に水を運んであげたりなど、お世話ができますよね。少しでも、ペットが寂しがらず快適に過ごせるようにしてあげるのは、飼い主さんしかできないことです。
そして、ペットの最期はどこで看取ってあげるかも考えてあげてくださいね。重い病やケガで入院中なら、病院で最期を迎えるのか、自宅に連れて帰り看取るのか決めておかねばなりません。
ご自宅での安置の場合
ペットを看取ったら、天国へ旅立つ準備をしてあげましょう。まずは、最後まで頑張ったペットの体を「ゆっくり休んでね」と清めてあげます。特別なものでなくて構いません。きれいなタオルやガーゼなどをぬるま湯で湿らせて、汚れた毛並みや顔を拭いてあげます。
死後2時間ほどで体の硬直が始まるため、ペットの瞼を閉じて手足を曲げて体勢を整えておくのもこの時です。これは、ペットが棺や箱に入れるようにしておくためです。それまでは、ペットが大好きだったベッドや毛布に寝かせてあげると良いですね。その際は、鼻や口、肛門から体液が流れ出る場合があるため、ペットシートを敷いておくと毛布などが汚れなくて済みますよ。
体勢を整えたら、保冷処置をします。夏は1日、冬は2日ほどで腐敗が始まるため、ドライアイスをタオルで巻いたものや、保冷剤などを、お腹周り中心に置いてあげます。時間の経過で溶け始めたら、保冷剤は交換してくださいね。
一晩ともにし、火葬の手続きを
ペットとの本当のお別れについては、家族としっかり相談をして決めてください。家族の一員であったペットの火葬は、ペット葬儀社に依頼するならば日取りをどうするのか?平日ならば、仕事や学校で家族が出席できないかもしれませんよね。全員が出席できる日取りを選び、可能であるか葬儀社に確認しておく必要があります。
ペット葬儀業者には各市町村が運営する公営施設や民間業者がありますが、葬儀の内容や金額に差がありますので、こちらも必ず確認しておくと安心です。すべてお任せにすると、考えていたようなお別れができなくなるかもしれません。
火葬当日の流れ
葬儀社が決まり火葬当日を迎えたら、ペットを棺、または用意しておいた箱に寝かし、葬儀場へ連れて行きます。どうしても都合がつかずに業者にお迎えを依頼した場合は車の到着を待ち、火葬は業者に託します。
棺には、ペットとの思い出の品を入れてあげると寂しくありませんね。大好きだったおもちゃや、小さい時からの写真を集めて作ったアルバム、思いを込めた手紙、可愛らしいお花で周りをいっぱいにうめてあげると悲しみも少し薄れますよ。
棺に納めたものでも遺品として、手元に残しておきたいものは、火葬前に取り出しておきましょう。また、業者からも色物や毛布、金属の付いている品は、火葬すると遺骨に色が付着する恐れがあるため、取り出すように指示があるかもしれません。
ペットの姿に触れたり抱きしめたりできるのは、火葬直前までです。たくさん触れてお別れしてあげてください。最近では、ヒゲや爪、毛を少しカットして持っておく方もいます。肉球のスタンプや紙粘土で足跡を残したり、写真を撮ったり、最期のお別れは、それぞれの家族のスタイルで後悔のないように進めてくださいね。
火葬後の供養について
火葬を終えたペットの供養については、人間のように節目節目の供養が必要というわけではありません。遺骨を自宅で保管するなら、家族が集まる賑やかなリビングにしてあげるとか、気づいた時に話しかけてあげるなどで十分です。遺骨も49日を過ぎたらお寺に連れて行くか行かないかは、飼い主さん次第。ずっと側に置いておきたいなら、自宅保管でも問題はありません。
お誕生日や命日など、飼い主さんが気になる日は、綺麗に掃除をしてあげたり、好きだったおやつやお花をお供えするだけで供養になりますよ。
保健所で抹消手続きを行う(犬の場合)
亡くなったペットが犬だった場合は、愛犬を飼い始めた時に届け出した市区町村、または保健所に死亡届を提出することを忘れないようにしてください。
猫には、特別な病気によるワクチン接種義務がないため、必要ありません。
手続きに必要なもの
手続きに必要なのは、死亡届、犬鑑札、狂犬病予防注射済票です。死亡届には、飼い主の住所、氏名、犬の死亡年月日、登録番号を記入します。マイクロチップを埋め込んでいる場合は日本獣医師会への報告、血統書の犬なら血統書団体へ血統書を送付します。中には、思い出に手元に残しておきたい人もいるのではないでしょうか?どちらも、死亡したことを報告した際に、思い出にしたいと相談してみると良いですよ。
動物病院やよくしてくれた方へご挨拶
ペットが生前、お世話になった方へは、ペットとのお別れを報告しておきたいですね。言葉とともに感謝の気持ちとして、ちょっとしたお菓子を添えてみてはいかがですか?昭和23年創業の「みなとや」は、東京都江東区の老舗煎餅店。昔から変わらぬ味で、地元のみならず全国からも人気のお店です。みなとやのお煎餅には、感謝の気持ちを伝えられるユーモアなお煎餅が多数あります。お世話になった方々へ、お礼と報告を伝えるには最適ですよ。
「お世話になりましたせんべい」
ストレートな気持ちが伝えられる、お煎餅です。表面に「お世話になりました」の文字が書かれていて、一目で気持ちが伝わります。受け取った側も思わずうれしくなるお煎餅です。
▼お世話になりました煎餅の購入はこちら
https://www.minatoya.biz/fs/minatoya/osewa/me-ose-30
「ありがとうお菓子」
「ありがとうお菓子」は、お煎餅以外にも、クッキーやマシュマロ、お茶やゴーフレットなどに、「ありがとう」の文字が書かれています。どれにしようか決められない時には、詰め合わせセットがおすすめです。
▼ありがとうお菓子の購入はこちら
https://www.minatoya.biz/fs/minatoya/c/arigato
ペットとのお別れは必ず訪れること。旅立ったからといって悲しんでばかりでは、ペットも安心して虹の橋を渡れません。ペットロスになってしまう可能性すらあります。そんな姿は、ペットも望んでいませんよ。今まで楽しかったよ!ありがとう!の気持ちで送ってあげるためにも、少しずつ気持ちを整理して最期の時間を大切に過ごしたいですね。
頂いたお客様の声
二月に虹の橋を渡った愛犬の主治医の先生にワンちゃんSETをお礼に贈りました。大変喜んで頂けました。(猫モチーフは多いですが犬モチーフは少ないのです)肉球や骨型のものもぜひご検討を!!
ネコちゃんの形のおせんべいを購入しました。 お世話になっていた動物病院の先生方に(にゃんこが亡くなってしまったのですが)お礼として渡しに行きました。後日、喜びの電話をいただきました。仕事中の休憩中にホッコリしてもらえたみたいで嬉しかったです。またお世話になると思います。
この度は「わんべいと言葉を選べる2枚台紙袋」をお送り下さってありがとうございました。 6/22に12年半一緒に暮らしてきた愛犬のマルチーズ「ライム」を腎不全で亡くし、友人や知人からお悔やみのお花やお品をいただいて、お返しを考えているところに、ネットでこのおせんべいを知りました。ライムにそっくりなふわふわ系で、御礼の言葉も添えられてとてもピッタリだと思いました。
注文の際にお支払方法を間違って入力したり、再注文した時にはメッセージ「ありがとう」ではなく肉球の足跡にしてみたり、と大変ご迷惑をおかけしました。その度にあたたかいお言葉で御連絡を下さってありがとうございました。 お渡しした方は皆さん、とても喜んで下さいました。私もとてもうれしくなりました。 まだ悲しみは癒えませんがこのおせんべいを自分のためにも1つだけそばに置いてライムを偲びたいと思います。本当にありがとうございました。